ここしばらくで機材の整理と見直しをしていました!
まず、フジゲンのこれを手放しちゃった。
4弦のジャズベースはいつかまた必要に感じることもあるかもしれないけど、現状はいつもの白い5弦で事足りてるから出番が少なくて🤔
いじくり回された実験体といった感じの中古楽器だったので、全体的に自分の使い方に合わせてセットアップし直してもらおうかとも考えたのだけど、楽器を何本も持ってても管理しきれないとも感じていたので新たなオーナーの元へ旅立ってもらうことにしました。
そして、手元に残すものは用途をより明確にして使い分けていくことに。
弾かずにずっと眠らせてたFenderのPlayer Precisionには、ブラックナイロンテープ弦を張ってしっかりとセットアップしてもらいました。
心境に変化があって、このスタイルを掘り下げてみたいという意欲がわいている🫰
以前はボフンとしたサウンドが野暮ったく感じて、音の立ち上がりが速いジャズベースに興味が傾いていましたが、最近はプレベの低い所から包み込むようなサウンドが音楽的にとても機能してると感じるようになって大好きになりました🫰
近頃はピアノの練習にも時間を使っているんですが、そうしてる中でピアノの低音がとっても音楽的な音色だなあと感じる一方、エレキベースの鉄弦のバキバキした音は楽曲の低音パートとして音楽的に機能してるのかどうかよくわからないケースもけっこうあるんですね。
ナイロン弦を張ってみようと思ったのはそんなきっかけで、トーンを絞った音はひとつのゴールなのではないかと思うほど🫰
これは簡単に動画も作ったので音を聴いてみてね👀
こちらはトーンを10%くらいまで絞った音。
こっちはトーン50%くらいかな。
続いて、サドウスキーの5弦ベースはピックアップを Nordstrand - NJ5 Vintage Single Coil に交換しました。
元々載ってた物はカバーにSadowskyロゴがあったものの、中身はDiMazioだったことが判明。意外だった🤔
このDiMazio製は今振り返ってみてもかなりハイファイでパキっとした音でした。
あとは音の塊がゴーンと前方に直進していくいくような印象で、もう少し低域に広がりのある感じが欲しかった。
この辺りは元のピックアップがノイズ対策でハムキャンセル構造になっていたことの影響も大きいと感じていて、ハムキャンセル構造ではない純粋なシングルコイルでサイズもぴったり合う物、という条件に合致したNJ5を選択しました。
交換後はパキッとした所が大人しくなり、モチっとした成分を感じるようになりました。
重心が下がって落ち着いた音になったおかげで、低音弦側を弾くときに無理に力を込めなくても狙いだった低域の広がりを感じられるようになったのが嬉しいですね😀
5弦のバランスはどこまでいっても難しいけど、いくつかのマイナス面とも折り合いをつけながら引き続き向き合ってく。
5弦ベースっていうのはそういうもんだ。
それからあと1本手元に残してあるのが、このフジゲンの5弦ベース。
合う人にとっては一生物にもなり得る質の楽器と思ってるけど、ちょっとデカくて重いのでここ数年はバックアッパー。
なんせボク、裏ではガリガリ君とか呼ばれてるくらいなんで🙄
あまり使わない楽器はなるべくちゃんと使ってくれる人の元へ、と思っているけど、10代の終わりから音楽学校、留学してた時期まで、これがあったからこその場面を振り返るとなかなか手放せないね。
最後に、1番大事なのはこっち💪なので練習に対する意欲を機材的な要因に左右されているようでは生ぬるいという気持ちがありつつも、僅かな変化によって得られる感覚的な心地良さや演奏の快適さが練習の質に大きく関わってくることもまた実感しています。
おかげで近頃はたくさん時間をかけて練習したいという気持ちがまた沸いています。
こういう周りからするといったい何が変わったんだか意味不明なことにひとり盛り上がってるのは陰キャ指数が高くてモテなさそうなので控えようと心がけてはいるんですけど、こんなブログを存在させてる時点で手遅れだ(爆)
だけど得られた結果が想像より良かったので、感じたことをこうして書き残しておくのは大切です🫰