DT770proについて!
以前紹介したDT990proは開放型
今回のDT770proは密閉型の兄弟機といったところ😀
ヨーロッパではこの機種はスタジオモニターの定番だそうで、確かにその辺りの地域のレコーディング映像でよく目にすることがある。
上の動画なんかは80Ωモデルであることまでしっかり確認できる😀
それから色々と話題になったアナ雪Let It Goの各国の録音映像。
冒頭からさっそく英語とフランス語バージョンでDT770proが使われてる🙂
その他にもbeyerからはDT250やDT150と思わしき物が使われてたり。
音については
音の広がりと低音の厚みがあるDT990に比べるとだいぶフラットでモニターモデルらしさを感じるね🎧
高解像度すぎてギスギスするようなことがなくとてもバランスが良いと思う。
同じ密閉型のSony MDR-CD900STは耳元に音がある感じだけど、このDT770proは頭の中心に音がまとまってくる感じかな🤔
ベース練習時のモニタリング用途
やっぱりこれも音が遠くに聞こえる印象
何度も言うようだけど、楽器の音がバシッと耳元で聞こえるMDR-CD900STがベースのモニタリングだと個人的にはベストチョイス♡
ここからは音量問題ね。
これについては気になる人が多いところだろうと思う。
ぼくが持ってるのは抵抗値80Ωモデルで、これ以外に250Ωモデルと32Ωモデルがある。
基本的に抵抗値が大きくなるほど音量を大きく取るのが難しくなるけど、
音量に関わるところだと感度も重要で、DT770proは感度96dBとこちらもあまり高い数値ではない。
MDR-CD900ST(抵抗値63Ω 感度106dB)をオーディオIFに挿してボリューム12時の音量と同じくらいの音量をDT770proで取ろうとすると、ボリュームを14〜15時くらいにする必要があるかな。
だからまあそういった環境でも一応ちゃんと音量は取れる🙂
世の中音楽や動画の視聴にはスマホのスピーカーで聴いちゃう人もいれば、高いスピーカーで聴く人、安いイヤホンで聴く人などなど、ホントにいろいろ
モニターヘッドホンで作業するような人はそういった様々な人に向けてバランスを整えていかないといけない。
その意味で言うとこのDT770proはかなり中間点というか、作業する人向けのちょうどいいポイントに収まってる感じがするよ🤔
音に対する印象って知識や先入観に引っ張られてしまうこともあるけど、
逆に無意識的にもわずかな違いを聴き分けられる繊細さも人間の耳にはあると思う。
そういう自分の耳の高度な機能を信じるとすれば、beyerのヘッドホンはかなりナイスって感じる💡