ブログを見てくださってるみなさま、遅ればせながらあけましておめでとうございます!
年末年始は楽器の掃除やメンテナンスをしていました!(自分の家も掃除しような😂)
そういったこともございまして、今回はパーフェロー指板のメンテナンスについて書いていきたいと思います!
ローズウッドは指板に使われる最もポピュラーな木材なので手入れに関する情報もたくさん出てくるのですが、近年特によく目にするようになったパーフェロー指板のメンテナンスについてはまだあまり情報が多くないですよね🤔
僕も気になっていくらか調べたり周りの人に聞いてみたりしました。
結論から言うとパーフェロー指板のメンテナンスは基本的にローズウッドと同じような感じでいいみたいです。
楽器調整に関して僕が心から信頼しているリペアマンの方もそう仰っていたので間違いないと思います。
空気が乾燥するこの時期はひどい場合には指板が割れてしまうこともあるらしく、僕はこういった時期には保湿を目的として指板用のオイルを塗ります。(自分の肌も保湿しような😂)
塗る頻度や量について人によって色んな意見がありますが、僕はこの作業をする時は写真のように指板がテカつくくらいけっこうガッツリ塗っちゃいます。
ただし頻度は多くて年に2回くらいですかね🤔
年に3回以上この作業をしたことはないです。
使っているオイルはロシュトーマスのPremium Fingerboard Oilというやつ。
クロスにオイルを付けてそれを指板に塗り込んでいけばOKです。
意外とフレット周りにオイルが浸透しにくいので、フレットに沿わせるように塗っていき、満遍なく塗れているか確認しながら行います。
塗ってたら1日半〜2日くらい放置して乾くのを待ち、乾いたら弦を張ります。
僕が年に何度もこの作業をしない理由は、指板の乾燥具合をコントロールしているなんていうことではなく、この放置している間にその楽器を使えないのが嫌だからです😅
ちなみに指板の汚れが多いときはこのTrickの指板クリーナーで汚れを落としてからオイルを塗ります。
今回はそんなに汚れてなかったのでこの作業はパスしました👌
以上のような感じで、パーフェロー指板特有の手入れ方法があるわけではなく、簡単に保湿をしてあとは普通に弾いてあげていればトラブルは起こらなさそうです。
ここまで書いておいて元も子もない話をすると、このオイルによる保湿作業は別にあんまりやる必要はないのではないかと感じているのが正直なところです🤔
というのも、今まで使ってきた楽器で10年以上所有している物も含めて指板が割れたというケースは一度もありません。
まともにメンテナンスなどしたことのない実家に放置してあるような楽器でも何事もないです。
どちらかというと、「乾燥で指板が割れたら嫌だなあ」と思う精神衛生のケアみたいな意味合いが強いかもしれないですね。
とは言えそうやって楽器を労ってあげる気持ちが長持ちに繋がると思うので、してあげたいと思うケアはしてあげるのが正解だと思います😀
最後に、今年はもう少し外向きな演奏活動をしたいと考えておりまして、昨年末から少しずつ動かしているバンドや、それ以外のちょっとした演奏に関しても近いうちにお知らせができるかと思います。
みなさま、今年もどうぞよろしくお願いします😀